最近では「持たない暮らし」をするミニマリストの生活が注目されるようになってきました。ミニマリストとはその名の通り、必要最低限のモノで暮らすことを言います。今回はそんなミニマリストの少ない服で着まわすためのワードローブの作り方について紹介していこうと思います。
ミニマリストのワードローブ:メリットとデメリット
ミニマリストのように、少ない服で着まわせるワードローブのメリット・デメリットは以下の通り。
- 衣替えが不要
- コーデ選びに迷わない
- コーデで失敗しない
- 毎回お気に入りの服を着ることが出来る
- コーデの幅が狭まる
- 毎回同じようなコーデになりがち
- たくさんの服を買えない、着れない
- トレンドへの興味が薄れていく
ミニマリストのワードローブ:少ない服で着まわすコツ【7つ】
- 自分の好みを見つける
- 服の系統を統一する
- ベーシックアイテムは多めにかつ質にこだわる
- 柄物、トレンドアイテムは少なめにかつプチプラで
- 服はすべてハンガーにかけて管理する
- アクセサリーを取り入れる
- 多くのシーズンで使えるアイテムを選ぶ
①自分の好みを見つける
自分の好みの服装を見つけることは、少ない服で着まわすためには非常に大切なこと。自分の好みがわかれば、どの服を買えば良いかわかり、本当に必要なアイテムを選べるようになります。
逆に自分の好みがわかっていないと服を買うときに一番良い選択が出来なくなります。それは無駄な出費になるので、自分の好みは把握しておきましょう。
②服の系統を統一する
自分の好みと共に、自分の好きな服の系統も把握しておくとより良いです。例えば、大人カジュアル、フェミニンなど。
同じ系統の服で揃えることが出来れば少ない服でも着こなしで迷うことはなくなるので、ファッションアプリやインスタグラム、雑誌などで自分の好みの系統を見つけておきましょう。
③ベーシックアイテムは多めにかつ質にこだわる
着回し力の高いベーシックアイテムは多めの割合にするのがおすすめ。具体的には全体の7~8割程度はベーシックアイテムで固めておくのが良いと思います。
さらに、ベーシックアイテムはトレンドに左右されることがなく長く使えるので、多少お金がかかっても質にこだわってみましょう。長く着ることが出来る分、質にこだわって良いモノを身に着けると毎日の気分も上がります。
④柄物、トレンドアイテムは少なめにかつプチプラで
柄物、トレンドアイテムはなるべく少なめにしましょう。柄物やトレンドアイテムは少ない服の中で着まわすのは難しく、もしコーデを組めたとしてもワンパターンが限界かと思います。
さらに、トレンドアイテムは毎年買い替える必要もあるので、多くても全体の2~3割程度にとどめておくのがおすすめ。
また、柄物やトレンドアイテムはプチプラで購入するのが良いでしょう。なぜなら、柄物やトレンドアイテムの寿命は短いから。もし、ワードローブに柄物やトレンドアイテムを取り入れたいなら、比較的捨てやすいプチプラで購入するのがおすすめ。
⑤服はすべてハンガーにかけて管理する
服をハンガーにかけて管理することで、衣替えの必要がなくなるだけではなく服の持ちすぎ防止にもなります。
ハンガーにかけて管理すればどの服がどれだけあるのかがすぐにわかるため、不要な買い物をしなくなります。さらに、ハンガーの個数を決めてこれ以上は服を持たないと決めれば、服の持ちすぎも防止できます。
⑥アクセサリーを取り入れる
少ない服で着まわしているとどうしても、コーデがシンプルになったりワンパターンになったりします。そのため、コーデのアクセントとして腕時計やネックレス、ピアスなどアクセサリーを取り入れるのがおすすめ。
アクセサリー以外だと、バックやベルトなどのファッションアイテムをコーデのアクセントとして取り入れるのも良いと思います。
⑦多くのシーズン使えるアイテムを選ぶ
少ない服で着まわすには、できるだけ多くのシーズンで使えるアイテムを選ぶようにしましょう。ワンシーズンしか使えないアイテムばかりでワードローブを構成してしまうと、どうしても服の数が増えてしまいます。
ミニマリストのワードローブ:おすすめトップス【3選】
- 白Tシャツ
- 無地の長袖シャツ
- フルジップパーカー
①白Tシャツ
着回し力抜群の白Tは、1枚で着ても重ね着してもOK。ミニマリストのワードローブには絶対に欠かせないアイテムの1つです。
サイズ感はオーバーサイズよりも、インナーとしても使えるジャストサイズを選ぶのがおすすめ。ただ、あまりジャストサイズすぎると1枚で着た時に違和感があるので、程よくゆったり感のあるシルエットの白Tを選ぶと良いでしょう。
②無地の長袖シャツ
無地の長袖シャツも白T同様、一枚で着ても羽織として着てもOKの2WAYアイテムです。さらに、長袖シャツは一見、肌寒い時期以降にしか切れないと思われがちですが、腕まくりをして着れば夏でも使えます。
女性ならワンピースとかもおすすめです。
③フルジップパーカー
パーカーの中でもチャックのついたフルジップパーカーがおすすめ。フルジップパーカーはプルパーカーと比べ、温度調節がしやすいという特徴があります。
春や秋は先ほど紹介した白Tと合わせて、冬は白Tに加えて無地の長袖シャツの上から羽織るということが出来ます。白T、無地の長袖シャツと合わせて無駄なくコーデを組めるだけでなく、温度調節もしやすい特徴を持ったフルジップパーカーはミニマリストにピッタリのアイテムだと言えます。
フルジップパーカーの代わりとしてカーディガンを選ぶのOKです。
ミニマリストのワードローブ:おすすめボトムス【3選】
- 黒スキニー
- デニム
- 黒のストレッチジョガーパンツ
①黒スキニー
黒スキニーは言わずと知れた超ベーシックアイテム。コーデに迷ったらとりあえず黒スキニーを合わせておけば間違いなし。ミニマリストのワードローブの中でエース的存在と言っても過言ではありません。
少ない服で着まわすには欠かせないアイテムの1つです。
②デニム
デニムも黒スキニー同様、言わずと知れたカジュアルコーデの超定番アイテム。ミニマリストのワードローブを作る上で絶対に取り入れたいアイテムの1つです。
デニムは値段がピンキリですが、トレンドに左右されないということから値段に関係なくお気に入りの1本を手に入れるのがおすすめ。
③黒のストレッチジョガーパンツ
日常からスポーツまで使えるボトムスが欲しい人におすすめしたいのが、黒のストレッチジョガーパンツ。軽いウォーキングや筋トレ以外にも普段のコーデとしてなど、幅広く使える黒のストレッチジョガーパンツは1本持っておいて間違いなし。
ユニクロやGUでも売っていて、比較的手に入れやすいので気になったらまずは取り入れてみると良いでしょう。
ミニマリストのワードローブ:おすすめ靴【2選】
- スニーカー
- 黒の革靴、パンプス
①スニーカー
スニーカーはカジュアルコーデでもキレイめコーデでも使える万能アイテムです。
着まわし重視、ミニマリストのワードローブに取り入れたいと考えるなら、派手なデザインよりもシンプルなデザインのスニーカーがおすすめ。例えば、コンバースやオールバーズなど。
②黒の革靴、パンプス
キレイめコーデをしたい、カジュアルコーデを引き締めたい人は黒の革靴、パンプスがおすすめ。革靴を選ぶなら先がとがったものではなく丸みの帯びたローファーやプレーントゥなどが良いでしょう。
女性であれば、革靴以外にもパンプスという選択肢もあります。黒のパンプスでコーデを引き締め大人の女性らしいコーデを楽しむのも良いかもしれませんね。
靴に関しては他の記事で詳しくまとめているので、より詳しく知りたい方は下の記事をご覧ください。
まとめ:【少ない服でも着回しができる!】ミニマリストが教えるワードローブの作り方。
今回は少ない服でも着まわせるミニマリストのワードローブの作り方について、実際にミニマリストの私が紹介しました。
今回紹介した7つのコツやおすすめのアイテムなどを参考にしながら、皆さんもぜひミニマリストのワードローブを作ってみてください。