近年よく耳にするミニマリスト。ミニマリストのようなシンプルな暮らしに憧れている方は多いかと思います。そんな暮らしに憧れのある方、断捨離をして心をすっきりさせて新年を迎えるのはどうでしょうか。今回は今だからこそ始めたい断捨離の意味、やり方をご紹介します。
断捨離のやり方
やり方は簡単。(準備する物はタイマーとごみ袋)
一日に一か所場所を決めて、5分~15分で捨てます。
今日は食器棚、今日はクローゼット、今日はおもちゃなど。
そして、テレビは消して、携帯もマナーモードで別の部屋に置いておくなどして気が散らないようにします。
あとはタイマーをセットします。
タイマーが鳴るまでの間は集中して断捨離。タイマーが鳴ったらきっぱりと終わる。まだできそうでもやらない。
とにかくこれを毎日繰り返します。
また、最初は迷いの無い場所から取り掛かる方が良いと思います。
レシートを捨てる。明らかなゴミ。壊れた物など。
洋服や子供のおもちゃなどは途中で悩んでしまうと時間がかかるので、慣れるまでは迷いの無い場所からスタートしましょう。
【断捨離】本当の意味
断捨離とは、ヨガの行法「断行(だんぎょう)」「捨行(しゃぎょう)」「離行(りぎょう)」からきている言葉です。
- 断=入ってくる不要な物を断つ
- 捨=不要な物を捨てる
- 離=物への執着から離れる
ただやみくもに捨てる、片付ける、とは少しイメージが違い、不要な物を断ち、物への執着から離れ、もったいないなどの固定概念から解放し、身軽な生活を手に入れるということです。
ただ単に「捨てる」「片付ける」だと、疲れてしまうので、断捨離の本当の意味を理解した上で始めると気持ちも違うと思います。
断捨離によって運気上昇
断捨離によって、良い気、良いご縁を引き寄せると言われているそうです。
ポイントは、部屋の中やクローゼットの中、本棚、下駄箱などに隙間を作ること。
隙間なくぎっしりモノが詰め込まれていると、そこの入るはずの「良い気」が通れません。
不要な物を処分して「良い気」が通れる隙間を作りましょう。
物が多いデメリット
探し物にかかる時間が勿体ない
物が多いと管理が大変ではないですか?掃除や整理整頓にも非常に時間がかかります。
食器棚、ストックを入れている棚、洋服を入れているクローゼット。物が多いと探すのが大変で意外とその探し物に時間がかかっています。
こういう探し物にあてる時間がもったいないので、不必要な物を処分したら探し物の嫌な疲れが無くなり、自然に笑顔の時間も増えるということです。
お金がかかる
買ったことを忘れたり無くしたりして同じものを買ったりという時間とお金の無駄が発生します。
そして部屋に物が多いと落ち着かなくて出かけたくなり、またお金を使う。
このように物が多いと大事なお金と時間が奪われてしまうことにもなりますね。
物を増やさないコツ
ショッピングは楽しいです。新しい物を買うと心が躍ります。
ですが、買いっぱなしでは物に溢れてしまうので、マイルールを作りましょう。
- 1つ買ったら1つ捨てる
- 使用目的が限定されたキッチンアイテムは買わない
- 今の自分に合わない服を買わない
二つ目まではイメージが付くかと思います。
三つ目の「今の自分に合わない服を買わない」
これは、例えば今子育て中であれば、たとえニットで気に入った物があっていつか着たいと思っても、汚れや洗濯のことを考えて買わないようにする。
感染症が増えているので、気兼ねなく洗える物が良いと思うなら、そういった物を選ぶ。洗濯が大変な物は買わない。
太って見える、重たくて疲れる。安かったから。
それよりは、着やすいから、洗濯しやすいから、合わせやすいから。
服を買うならこういったところをよく考えて買うと良いと思います。
私は昔から洋服やお化粧が好きで、好きなデザインのニットがあったので購入しました。
結果着ません…。
なぜなら、私は幼稚園に通う二児の母でズボラな性格をしています。
出かけるといえばもっぱら公園なので汚れます。また、感染症が流行っているので帰ったらすぐに洗濯もしたいので、ニットみたいに別で洗ったりする物や取扱いに注意が必要な物は私には向いていないのです。
こういう生活をしている今の私にはスウェットが一番合っているのですね。
今の私は長く着ることは考えていません。沢山洗うので着倒す気持ちでワンシーズンで買い替え!で良いと思っています。
まとめ
断捨離をすると沢山のメリットがあります。
良い気が入り、良いご縁に恵まれる。
これはスッキリとした気持ちで過ごすことによって生じることだとも思います。
完全なミニマリストになるのはなかなか勇気が必要だったり、向き不向きもありますので、簡単に始められる毎日の場所決め断捨離を行ってみてはいかがでしょうか。
その際、絶対に最初にとばし過ぎないこと。
疲れるまでやったら断捨離のイメージが悪くなり、二度とやりたくない・・・となってしまってはいけないので。
無理の無い範囲からゆっくりはじめていきましょう。