「ミニマリストの1か月の生活費ってどれくらいなの?」「生活費削減のための方法を知りたい」。これらはミニマリストだととても気になることだと思います。
そこでこの記事では、ミニマリストの1か月の生活費と生活費削減の方法について紹介しています。
ミニマリストの生活費ってどれくらいなの?
ミニマリストの1か月の生活費はどれくらいなのか、気になる方も多いと思います。ミニマリスト友達がたくさんいるという場合を除いては、他のミニマリストさんの1か月の生活費を知ることは、なかなかできないでしょう。
そこで今回は、Twitterで実際にミニマリストの方61人に1か月の生活費についてアンケートを行ったので、ご紹介していきましょう。
61人のミニマリストさんへのアンケート
今回は一人暮らしミニマリストの方に、「1か月の生活費はいくらですか?」という質問をTwitterのアンケート機能を使って行いました。
その結果が下の写真のようになっています。
61人の方に投票していただき、その中で一番多かったのが「10~15万円」でした。中には5万円以下という方もいて、ミニマリスト恐るべしだなと思いました(笑)。
また、それぞれの割合から人数を計算してみたところ、「5万円以下が4人、5~10万円が20人、10~15万円が23人、15万円以上が14人」となりました。
約8割のミニマリストさんが1か月の生活費15万円以下
このアンケート結果から分かったことは、約8割のミニマリストさんが1か月15万円以下で生活しているということです。
それぞれ住む環境によって生活費は変わってくると思います。都会で暮らす方もいれば、田舎で暮らす方もいるでしょう。
今回の結果がミニマリストの生活費のすべてではありませんが、1つの目安として参考にしていただけると幸いです。それにしても、1か月の生活費5万円以下の方、すごいですよね…。笑
あと、ちなみにこの記事を書いている私の1か月の生活費は、計算してみたところザっと9万円でした。
ミニマリストが生活費を削減するためにしてること
ミニマリストの方が生活費を削減するためにしていることについてご紹介していきましょう。
結論から言うと、生活費を削減するためのポイントは「何もしないでも消えていくお金を減らす」ということです。それの代表的なものとして、家賃、通信費、保険費の3つが挙げられると思います。
そこでここでは、家賃、通信費、保険費の3つにかかる費用の削減方法などについて詳しく紹介していきたいと思います。
家賃
家賃は固定費の中で大きな割合を占めます。つまり、家賃を下げればそれだけ生活費を下げられるということ。
実際、一人暮らしなら生活するのにそこまで広い部屋は必要ありません。逆に使わない部屋や物置部屋のために家賃を払うのは、非常にもったいないことです。
それに、ミニマリストだと無駄な物を持たない分、持ち物も少ないはず。だから、狭い部屋でも十分に生活することは可能です。
家賃を下げることが出来れば一気にお金が節約できるので、生活費削減をしたいならまずは家賃の見直しから始めると良いでしょう。
通信費
通信費は意外と多くの人が無駄に支払っている可能性が高い固定費です。
多くの人はスマホは3大キャリアで契約しているかもしれませんが、今では3大キャリア以外でも多くの選択肢があります。例えば今では、楽天モバイルやpovo(ポヴォ)とか。
格安SIMに変えれば一気に通信費は抑えることができます。外出先で仕事などでスマホを使ったり、家にWi-Fiがなかったりする人以外は、格安SIMに変えてみるのがおすすめ。
ミニマリストの方でも結構多くの方が通信費を抑えるために、格安SIMを使っているので、気になる方は調べてみてください。格安SIMは安いだけでなく、縛りもないのでお試し感覚でまずは始めてみるのも良いかと思います。
保険費
保険の見直しは生活費削減に置いてとても重要なこと。
もしものためにと、たくさんの保険に加入したくなる気持ちはわかりますが、本当にそれらすべて必要でしょうか。とりあえずで保険に加入すると気づけばかなりな出費になっていることもあるので、しっかりと勉強することが大切です。
保険の見直しを徹底的に行って、無駄なものからやめていくというだけでかなりの生活費削減になるので、ぜひ一度見直してみてください。
また、保険についてほとんど知識がなくとりあえず必要そうなものだけ加入しているという方は、まずは一冊本を読んでみるのが良いと思います。
生活費を下げるために質を落とすのはNG
生活費を下げるためには「何もしないで消えていくお金を減らす」ことが大切ということで、3つの固定費の削減について紹介しました。
もしかしたらここまで読んでみて、「え?光熱費は?食費とかは減らさなくて良いの?」と思った方もいるのではないでしょうか。確かに、それらにかかる費用を減らすことが出来れば、生活費をさらに下げることが出来るでしょう。
しかし、固定ほど無理して減らす必要はないと思います。その理由について以下で詳しく紹介しています。
光熱費
生活費削減のために水道代や暖房費などの光熱費を節約しようとする人がいると思いますが、あまり無理をする必要はありません。
というのも、無理して水道代や暖房費を無理して節約しても、節約で浮いたお金以上に生活の質が下がるからです。水道代を節約するためにシャワーだけで済ませたり、電気代を節約するために夏の暑さに耐えたり、暖房費を節約するために寒くても我慢したりなどは、生活の質が下がるだけです。
実際私も暖房費節約のために寒くても我慢していましたが、作業に集中できないし、手が冷たくてうまくタイピングできないし、挙句の果てに風邪をひいちゃいました。(笑)
でもそれだけ頑張っても節約できたのは2~3000円程度。
そう考えると、光熱費は無理して節約しようとせず、数千円多く払ってでも毎日快適に過ごせた方が良いでしょう。
食費
自炊をして食費を節約する、外食を控えて食費を節約するというのはとても良いことだと思います。ただし、健康を害してまで食費を節約するのはNGです。
例えば、毎日カップラーメンを食べたり、我慢して自炊したりとか。
好きな食べ物を我慢してまで食費を節約しても、ストレスが溜まってしまい、健康にも良くありません。食が好きなら無理して食費を節約しなくても、食べたいものを食べるのが良いでしょう。
ちなみに私も食が大好きなので、食べたいものは食べたいときに食べるようにしています。
自己投資
生活費削減だからといって、自己投資にかかるお金も削るのはNG。
そもそもミニマリストは生活の無駄を削って、自分の好きなことや自分のために使える時間を増やすというのが良さの1つだと思います。なので、固定費で削った分、自己投資には惜しまずお金を使っても良いと思います。
自己投資に使ったお金は、自分が成長すればしっかり戻ってくるでしょう。目先の節約のためにその費用まで削減するのは、あまりおすすめできません。
さいごに:【61人にアンケート】ミニマリストの1か月の生活費は?おすすめの削減方法について紹介。
今回は61人のミニマリストさんにアンケートを行った結果の紹介と、生活費削減についてご紹介しました。
生活費削減をする場合は、「大きな固定費から下げる」というのがポイントです。ちょっとした生活費を削らず、家賃や保険費など大きな割合を占めるものから減らすのが大切です。
また、節約して生活の質が下がるようなら、あまり無理して節約する必要もないと思います。
まずは自分が快適に過ごせる範囲で生活費を下げて、慣れてきたらまた少しずつ下げていくというのが良いでしょう。