ミニマリストとして断捨離をはじめてみたけど、最近この生活が「つまらない」と感じるようになった……と自分に合っていないのではと考える人も増えてきた様子。ミニマリストの生活をつまらないと考えるようになった人は、ちょっと見方を変えてみてはいかがでしょうか。ミニマリストが自分に合っていないと考える人のための、“やるべきこと”をご紹介します。
ミニマリストの生活がつまらないと感じるときは「断捨離後」
ミニマリストをある程度の期間続けていて、ふとつまらないと感じるときがあります。その多くは「断捨離後」、つまり、物を捨ててこざっぱりとした部屋を見渡した瞬間です。簡単に言えば、「断捨離が飽きた」、「捨てるものもなくなってきた」、「欲しいものがあるけれど、ミニマリストの概念に引っかかる」こんなときに、ミニマリストの生活をつまらないと考えてしまいます。
基本的に先進国である日本は、安くて品質がよく、さらに便利なものを簡単に手に入れることができます。テレビを付ければCMで目新しい商品やサービスが紹介されていますし、パソコンを開けば、ついついカートに入れたくなるガジェットなどの広告をたくさん見てしまいます。そんな中で、「自分だけ断捨離って……」と漠然とした不安に駆られることが実際あります。
ミニマリストの生活の発展が見られないとき。帰宅後に孤独を感じる一人暮らしもつまらないと感じ
断捨離を一定期間続けて行くと、「これ以上何をすればいいのかな」と思い立つことがあります。また、会社から帰宅して部屋の明かりをつけたときに、何もない無機質な部屋が視界に広がったときに、「ミニマリストってつまらない……」と考えなおしてしまいます。
特に一人暮らしのミニマリストの生活は単調になりがちです。最初のころはこれまでの生活とは打って変わったライフスタイルとなったことに喜びを覚えていましたが、その後は日々の生活の中で盛り上がるところを見つけることができないで、いつの間にか物が増えていってしまう脱ミニマリストが多いように感じられます。
ミニマリストの生活がつまらないと感じたら、一度物を増やしてみるのも
ミニマリストの生活がつまらないと感じた場合、ミニマリストを辞めるのではなく、一時的に自分の欲求を叶えるために物を増やしてみるのもいいかもしれません。そして、物が増えていく中で、居心地が悪くなったら再び断捨離をはじめ、逆にいまの物がある生活に幸福を覚えるようであれば、しばらくその生活を続けてみるのがいいでしょう。もっとも考えなければならないのは、ミニマリストをどうやって続けるかではなく、自分の精神の安定方法と幸福な人生かどうかです。
つまらないと考えたら、週末のライフスタイルを変えてみる
社会人になると、平日は仕事で家を空け、帰宅後に自宅でリラックスする時間もせいぜい数時間です。そのため、部屋のインテリアをあれこれと変えるよりは、会社が休みの週末のライフスタイルを見直してみるのはいかがでしょうか。
例えば週末はヨガ教室に通ってみたり、1泊2日でちょっと遠方にドライブをしてみたり。最近ではコロナの流れからソロキャンプも流行っていますね。このように、休日の気分転換の方法を変えてみると、ミニマリストを続けてみようかという気持ちに戻るかもしれませんよ。
ミニマリストはいつだってやめられる。つまらないと考えないで気軽に生活を
ミニマリストはシンプルな生活を強いられるものと誤解をうけがちですが、ミニマリストはあくまでも概念的なものとなります。雑念と煩悩を捨てて健やかな生活をおくる。それがミニマリストの根底にあるものです。もしミニマリストのいまの生活がつまらないと感じたら、一度離れてみるのも一つの方法です。今のライフスタイルを捨てることに対し重く考える必要はありません。