ミニマリストならば、収入と支出の管理はしっかりとしたいところ。しかし、お金の管理方法は人それぞれですし、家計簿一つとっても、必要という人もいれば、そうでないという人もいます。そこで、今回はミニマリストに知っておいてほしい、お金の管理方法をご紹介します。
ミニマリストのお金の管理に家計簿は必要?不要?
ミニマリストのお金の管理には、実際は家計簿を使うべきなのでしょうか。昨今の家計簿は、手帳型よりもパソコンのソフトやスマホアプリの方が使い勝手がよく、ミニマリストを含む主婦の方に大きな支持を得ています。しかし日々支出をしていて、その都度アプリで管理するのは、最初はできていても、数か月も経てば段々と怠る機会も増えてきてしまいます。
基本的にお金の管理に家計簿は必要ありません。ただし、自分の収入(手取り)のうち、食費や光熱費、移動費や交際費がそれぞれ〇%を占めているかを把握しておくことは、非常に大切となります。そのため、月に1度、大雑把でかまいませんので計算しておき、円グラフで自分の支出の様子を描いてみると、「まさか、食費が収入の40%を占めているなんて……」と自分でも驚く実態に触れることができるかもしれませんよ。
お金の管理をクレジットカードで行う場合の注意点
クレジットカードを使い慣れていない方や、お金の管理がずさんだと自分で認識している人は、ついついカードを使いすぎてしまったり、分割やリボ払いを多用して、いつまでも借金が終わらない状況に陥ってしまう可能性もあります。しかし、使い方によっては、クレジットカードはお金の管理に非常に便利でもあります。
クレジットカーでお金の管理をする際の注意点としては、「カードの分だけ支払日が異なる」ことと、「分割とリボ払いは避ける」ことを覚えておいてください。カードの支払いが立て続けにくると、自分が何に使ったのかを把握しずらくなってしまいますので、できるだけ使うカードの枚数は減らすようにしましょう。また、クレジットカードにおいて分割払いとリボ払いは避けるのが賢い選択です。ミニマリストとして、分割で買わなければならないものは、必需品である可能性は限りなく低いと考えてください。
ミニマリストのお金の管理は目標から逆算する
お金の管理をする際、自分の収入と支出をただ把握するだけではなく、毎月いくら貯金したいのか、食費にどのくらいの予算をとっておきたいのかを目標として最初に決めておき、そこから逆算して項目別に支払い額(予算)を決めておくと、貯金額を必ず確保することができます。
ミニマリストのお金の管理は銀行?タンス貯金?ではなく〇〇
多くの方は、お金の保管場所としては銀行やタンス貯金ではないでしょうか。確かに定期預金にお金を入れておけば、そう簡単に引き出すことができないメリットはあるのですが、いま日本は超低金利の時代。利子による財産の増加はまったく期待できません。それよりも、今は一般の主婦でもネットで投資できる時代です。FXによる外貨や金、株の保有、投資信託などにお金を預けておけば、短期でもお金を増やすことが可能です。「でも元金が減る可能性もあるし、最悪財産がなくなってしまうことも……」と思うかもしれませんが、元金が減ったとして財産を失うことはありませんし、信用取引(レバレッジ)をしない限り赤字にもなりませんのでご安心ください。
お金を貯めるのではなく作る時代に
一昔前までは、お金の管理と言えば、「貯金」と「節約」をすることが重要でした。しかし、今では上述したように、お金を作ることができる時代となりました。自分の収入を把握しつつ、無理のない予算から財産を増やす計画を立ててみてはいかがでしょうか。