ひとり暮らしの女子が「今日からシンプルライフ!」を実践しようと思ったとき、まずは何から手を付けていけばいいのでしょうか。あらゆる物があふれる日本の現代社会。ミニマリストの玄関口として、ここで紹介するシンプルライフの基礎的方法を試してみてはいかがですか。
まず最初にはじめてほしいのは、「テレビの排除」です。テレビは生活に明るさを提供してくれる優れた家電ですが、それと同時に下記のようなデメリットもあります。
- 番組の情報により物欲が増える
- テレビの場所をとる
- 周辺機器なども揃える必要がある
- 掃除が大変
- NHKの受信料を払わなければならない
例えばテレビ台を使う場合は、テレビの実寸以上に幅を取りますし、台の下は埃だらけ。リモコンやスピーカーといった周辺機器も整頓する必要があります。テレビがあるのとないのとでは、部屋の見た目と雰囲気ががらりと変わります。
彼氏と同棲していると、自分の意見で排除するのは難しいですが、ひとり暮らし女子ならば可能ですね。
電子機器にはケーブルがつきものです。パソコン、テレビ、Wi-Fiルーター、冷蔵庫、電子レンジ、据え置きゲーム機、プリンター、スマホ重電機などなど、軽く周囲を見渡しただけでも部屋はケーブルが散見されます。必要のない電子機器はすべて排除するようにするとともに、最近はBluetoothでワイヤレス対応の電子機器も増えてきたので、先端技術も場合によっては積極的に利用するといいでしょう。
部屋のコンセプトカラーを最初に決めるのは非常に大切です。例えば床はウッド調の落ち着きある色で、壁は白に統一すると、配置するベッドや家具もそれに合わせた茶系、白系、黒系に統一することができます。例えば買い物に出かけるときも、コンセプトカラーにそぐわないものは買わないようにするため、自然と買い物の量も必要最低限へと減っていきます。また、できるだけ部屋の色調をシンプルにすることによって、シンプルライフの路線から外れることのない生活を維持することもできます。
ミニマリストのテーマは「持たない生活」ですが、シンプルライフを実践するポイントは持たないだけではなく、部屋の見た目と雰囲気を大切にすることです。まずはネットや情報誌などで、どんなコンセプトの部屋を理想とするのかを調べ、それに沿った必要最低限の家具家電を揃えるようにしましょう。また、物を減らすのは徐々に行うのもポイント。ある日突然すべての物を取り払った場合、生活に苦痛を感じてしまうかもしれません。