普段からなるべく出費を抑えた素朴な生活をおくっているミニマリストの方は、日ごろからどんなことに気を付けて、どんな節約方法を実践していますか。節約というと生活を圧迫するので、なかなか続かないこともありますね。そこで、今回はちょっとした工夫で簡単にできる節約術をご紹介します。
買い物をするときは、多くの方はその日の献立を決めてから臨むか、とりあえず野菜やお肉を買ってきて、その後レシピを考えます。しかし、それだとどうしても野菜が余ってしまい、破棄しなければならないことが多くなってしまいますね。そこでおすすめしたいのが、ミニマリストらしく予め数日分の料理の献立を決めておくことです。その上で必要となる食材をリストにしてスーパーで買い物すれば、使わない食材が減りますし、「全部消化しなきゃいけない」という多少の脅迫観念から外食も控えるようになります。食材を大切にし、余すことなく使うのは、一人暮らしやミニマリストにとっても重要な考え方ともいえます。
ミニマリストの多くは日ごろから家計簿をつけていることでしょう。しかし、これだと記入漏れが発生したり、レシートの管理も大変ですね。また、家計簿を付ければ必ずしもいい節約ができるとは限りません。そこでおすすめしたいのは、予め食費や交際費、家賃、外食費と大きく項目を分けて、月々に使っていい予算を財布に入れて管理することです。貯金したい分は予め定期預金や投資信託、金などすべて自動引き落としにするのもポイントです。
自分でやるのが時間が取れず忙しい、そもそも何を見直していいかわからない場合はプロに相談してみるのもオススメです。
食費以外で最もお金がかかるのがレジャーの費用。コロナ禍もあって自宅で過ごす時間が多くなりましたが、せっかくの休日はコロナ対策をしつつ、レジャーを楽しみたいところです。レジャー費用を節約するコツとしては、「値段が安いレジャースポットへ行くのではなく、お金がかからないレジャースポットを探す」こと。前者は入場料は安いけれど、園内の売店やレストランでお金を落とすような仕組みとなるので、トータルで出費は多くなってしまう傾向にあります。一方で公園や散歩であれば、かかるのは移動費のみ。
節約をすると、どうしてもストレスが溜まってしまいがちです。それは節約をするせいで、自分の生活が窮屈になっているから。しかし、今回紹介した「自分ルール」は、お金をそれほど制限することはありませんので、心にゆとりをもって、無意識のうちに節約することができるのがポイントです。是非一度実践してみてください。
