シンプルライフをおくるミニマリストの方々の中には、自室を仕事部屋として使っている人も多いでしょう。会社の仕事を持ち帰ったり、フリーランス、個人事業主の方にとって、仕事部屋の雰囲気は非常に重要です。では、シンプルライフをおくる人にとって、仕事部屋のポイントはどういったものが挙げられるのでしょうか。
自分の部屋を仕事部屋にする場合、多くの方が電化製品を多く置いていることかと思います。電化製品を置くこと自体は構わないのですが、工夫してほしいのが「ケーブル」です。パソコンの電源ケーブルをはじめ、ヘッドホンの有線やスマホ、髭剃り、ゲームのコントローラーといった充電器など、デスクの上がUSBケーブルまみれになってはいませんか。ケーブルは最低限に抑えて、多少お金がかかってもBluetoothを利用するなどワイヤレスを心がけましょう。
見積もり書や顧客リスト、製品パンフといった書類一式にホチキス、ペン、カッター、ハサミ、爪切りといった文房具や小物はできるだけデスクに置かないようにしてください。手を伸ばせば届くところに置いておけば大変便利ですが、実際使う機会はあまりありません。自室に仕事棚を作ってそこに整理して置き、必要となったら多少手間でも足を運んでとりにいきましょう。極力デスクと身の回りにものは置かないように。
部屋はシンプルに。余計なインテリアは不要
自室を仕事部屋にする場合は、壁にアイドルのポスターが貼ってあったり、机の上に好きなアニメのフィギュアを飾っていたりしがちですね。しかし、シンプルライフにはちょっと相応しくありません。仕事部屋としての雰囲気を重要視するのであれば、趣味が垣間見えるものは目の届かないところにおいやるといいでしょう。
例えばプリンターとスキャナーを2台使っている方は、スキャンができるプリンターに買い替えてみるのはいかがですか。充電器もケーブルをUSBに統一すればコードも最小限に済みますし、ワイヤレスの充電器なども使う電子機器のメーカーを統一すれば、1台ですべてを賄うことができるはずです。
シンプルライフをおくっているミニマリストが仕事部屋に着手したい場合は、まずはデスクとその身の回りを片付けることからはじめてみましょう。仕事場がすっきりしたあとは、徐々に部屋全体をシンプルに。壁の塗り替えをするのもいいですし、床を変えるのもおすすめの方法。部屋を自然光で明るくするのがポイントです。