みなさんはミニマリストと聞くとどんなイメージを持たれますか?「つまらなそうな生活」「我慢ばかりの生活」そんなイメージを持つ方も少なからずいるでしょう。
このようなミニマリストのマイナスイメージとは、果たしてどこから来ているのか気になるところです。
そこで今回は「悲惨な末路?!気をつけておきたいミニマリストのやりすぎ注意点5選」を紹介します。「貯金のため」「無駄をなくすため」とせっかくミニマリストを目指しても、悲惨な結果になってしまっては困りますよね。
楽しくシンプルライフを送るためにもぜひ、ここは抑えておきたいところです。
モノを減らしすぎてはいけない!
ミニマリストといえば「必要最低限の持ち物しかもたない」、そんなイメージがありますよね。たしかにミニマリストたちは自分たちが無駄だなと思ったモノは、手放す習慣を身につけています。不要なものがパンパンに詰まったゴミ袋が何袋も出ると、達成感を味わうことができますよね?
しかしミニマリストになりたいからといって、なんでもかんでも手放すのはよくありません。例えば「机や椅子は何個もいらない!捨ててしまおう!」と手放したとします。
結果的に作業に集中できなくなった、おうちで勉強できずカフェに行くようになったという結果になったらどうでしょう。とても居心地のいいおうち作りができているとは言えないですよね?
ミニマリストはモノを減らすことが目的ではなく、モノに溢れていない居心地のいい家作りが目的なのです。断捨離をする際は、よく考えてから実行するようにするとよいでしょう。
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食事の質を落としてはいけない!
無駄を省こうとするあまり、食事の質まで落としてしまうのはアウトです。質素な食事はストレスを貯める原因にもなりますし、体を壊して医療費がかかるなんてことも十分にあり得ます。
楽しくミニマリストを続けるためにも、食事の質は落とさないのがベスト!
突発的な外食やテイクアウトを無くすのは、無駄を省くためにも必要なことですが、家で食べる毎日の食事は満足感を得られるモノを用意するようにしましょう。
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家族に極度の我慢をさせてはいけない!
家族がいる人は家族の気持ちを十分に配慮しなくてはいけません。無駄を省きたいあまりに、夫の酒を削る、子供のおもちゃを断捨離するなどすることはNGです。
自分からしたら省きたい無駄なものでも、家族にとっては省きたくない必要なものだとしたらどうでしょう?家族仲が悪くなってしまうことも十分考えられます。家族の大切なもの、必要なものは尊重する気持ちが大切になってきますね。
電気のつけっぱなし、日々かかるおやつやジュース代などは家族会議でよく話し合ってから決めることをオススメします。
夫と子どもがいる主婦でも工夫をすれば、ミニマリストを目指せますよ!
楽しみを無駄として省いてはいけない!
楽しみを無駄だと判断して、省いてしまっている人がかなり多いです。しかし楽しみを我慢してしまっては、それこそミニマリストのマイナスイメージに近づいてしまいます。
まずはメモ帳に「自分の日頃の楽しみ」「絶対に譲れないもの」を書き出してみましょう。週末に飲むお酒や、月一回のケーキなど周りにとっては無駄なものでも本人からしてみれば立派な楽しみですよね?
楽しみや譲れないものは、個人でそれぞれ違います。有名ミニマリストが省いているからといって、それを我慢する必要はないのです。我慢することはよくないことですが、回数を決めるなどの工夫をして楽しむことが大切になってきますね。
倹約はしてもケチにはなるな!
最後に気をつけるべき点は「倹約はしてもケチにはなるな!」ということです。「え?どういうこと?」って思いますよね?ミニマリストは本来、無駄なものにはお金を使わない、こだわりのあるものにはお金を惜しまないという暮らし方をしています。
例えば「ミニマリストはカフェには行かない、でも旅行には行く」こんな感じです。お金をかけない部分、お金をかける部分はメリハリをつけるようにしましょう。乗り気のしない飲み会はいかない代わりに、大切な人にプレゼントを用意するとかでもいいですよね。
すべてを無駄と判断してお金をまったく使わないでいると、お金は貯まっていきますが、気持ちや人間関係が貧しくなってしまいます。満たされた気持ちで生活をしていくためにも、ここは気をつけるべきポイントですね。
まとめ
今回は「悲惨な末路?!気をつけておきたいミニマリストのやりすぎ注意点5選」を紹介しました。
無駄のないスッキリした暮らしが、ミニマリストの特徴ですが周りを無視してやりすぎてしまうと、悲惨な結果を招く可能性があります。悲惨な末路を辿らないためにも、家族に無理をさせる、我慢を積み重ねる行為は絶対に避けなければなりません。
楽しく、自分らしくがシンプルライフのモットーですので、注意点を心がけていきましょう。