無駄なものを持たずに必要最低限の物で暮らすミニマリスト。そんなミニマリストの暮らしに憧れているという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では以下のことをご紹介します。
- ミニマリストになる前に知っておいてほしいこと
- ミニマリストになるには?(なるまでにするべきこと)
- ミニマリストになるには?(なったあとに心がけるべきこと)
このような流れでご紹介していきます。ミニマリストに憧れている方や目指している方は、この記事の内容に沿って行動すればOKです。
それでは行きましょう!
ミニマリストになる前に知っておいてほしいこと
ミニマリストになる前に知っておいてほしいことが3つあります。
以下で紹介する3つのことは、前提知識のような感じで押さえておいてもらえればと思います。
ただものが少なければいいわけではない
よく多くの人が勘違いしがちなのですが、「ミニマリスト=物が少なければ少ないほど良い」というのは間違いです。
生活に不便を感じない最低限の量まで物を減らすことが大切であって、ただ物を減らせば良いというわけではありません。つまり、ミニマリストの持ち物の数に絶対数はなく、人によって違うということ。
そのため、ミニマリストになるからと言って、とにかく物を捨てまくるのはあまりおすすめできません。人によって持ち物の数は違うということを踏まえて、自分にとっての最低限を見つけることが大切です。
ミニマリストには向き不向きがある
ミニマリストには人によって向き不向きがあります。
物を減らして最低限の物で暮らしてみたけど、落ち着かなかったり、その環境がストレスに感じたりする人も中にはいるでしょう。
よくミニマリストの向き不向きの話の時に、内向型や外向型について取り上げられるように、ミニマリストにはその人の性格との相性もあります。そのため、ミニマリストが自分の性格とは合わないと感じた場合は、無理して続けないのが良いでしょう。
物を減らすだけがミニマリストではない
「ミニマリスト=物を減らす」だけではありません。
自分にとって無駄と感じることや嫌なことを手放すのも、ミニマリストです。例えば無駄な出費や嫌な人間関係など。
生活におけるあらゆる無駄を手放して、その分自分の好きなことに時間やお金を使うというのが、ミニマリストの醍醐味でもあります。なので、物を手放して満足するのではなく、その他にも焦点を当ててみてください。
ミニマリストになるには?3ステップでOK!
ミニマリストになるには、基本的に以下の3ステップですOKです。
まずは不用品を一気に捨てましょう。数日に分けて物を手放すをするのではなく、1日のうちに一気に物を手放すのがおすすめ。
一気に手放すことで、変化を大きく感じることができます。数日に分けると、なかなか変化を感じることができませんし、やる気も継続しません。
- 不用品の判断は必要かどうか
- 迷ったら捨てる(「また買い直せば良い」という考え方でOK)
- 思い出のあるものは無理して捨てなくてOK
手放す物が決まったら次は実際に手放していきましょう。
物を手放す際は、「売る」ではなく「捨てる」のがおすすめ。一気に物を手放す際は、「売る」となるとかなりの手間と時間がかかります。そのため、ミニマリストになりたての頃は思い切って「捨てる」のが良いでしょう。
また、「捨てる」ことの罪悪感や申し訳なさを感じることで、今後無駄な買い物をしなくなります。そのことを学ぶ上でもまずは「捨てる」のがおすすめ。
最後は残った物に部屋の中で住所(置き場所)を決めてあげましょう。
住所を決めればどこに何があるかわかるだけでなく、1つ1つの物を大切にするようになります。
せっかく厳選したお気に入りの物なので、最後は住所を決めて部屋の中での居場所を作ってあげてください。
以上の3ステップで基本的には、誰でもミニマリストになることができるでしょう。あとは、自分なりのミニマリストスタイルを見つけていくだけです。
ミニマリストになるには?その後にすべきこと
ミニマリストになったら終わりではありません。その後も以下で紹介することを意識していないと、またリバウンドしてしまうことがあります。
せっかくミニマリストになってもリバウンドしてしまってはもったいないので、ぜひ以下のことを参考にしてみてください。
迷ったら買わない
買い物をする際、迷ったら買わないを徹底しましょう。心の底から欲しいと思える物や、直感的に欲しいと思った物を購入するのがおすすめです。
迷う理由が「値段が高いから」なら、購入しても良いと思います。なぜなら値段以外のすべてには満足しているので、購入後はその値段以上の価値を感じることができるからです。
しかし、「セールで安くなってるから」「こっちの方が安いから」などの理由で、物を購入するのはおすすめできません。その物に価値を見出しているのではなく、値段の安さに価値を見出しているため、購入後の満足度は低くなるでしょう。
迷う理由が何なのかをしっかり考えて買うと、買い物での失敗が少なくなります。せっかく買ったのに使わないなど、後に不用品にしないためにも、ぜひ意識してみてください。
1捨1入を実践する
1つ物を買ったらその分1つ物を捨てる、1捨1入を実践しましょう。
ミニマリストになっても昔の習慣が抜けず、また大量に物を買ってしまうこともあるでしょう。そういったことを防止するためにも、普段か1捨て1入を実践するのがおすすめです。
1捨1入を日々実践していれば物が増えることはないので、ミニマリストになった後も意識してみてください。
定期的に持ち物の見直しを行う
定期的に持ち物の見直しを行うようにしましょう。
時間が経つにつれて好みが変わった、必要なくなった物が出てくると思います。定期的に持ち物の見直しを行うと、そういった物を見つけることができるのでおすすめです。
常に自分のベストの物を厳選して持っている方が、気持ちが良いと思うのでぜひ試してみてください。
持ち物の見直しの中でもし不要品が出てきたら、メルカリなどで売ったり、捨てたりして常に代謝するようにしましょう。
断捨離を目的にしない
ミニマリストになり始めの頃はとにかく不用品を捨てようとしがちです。
ここまでご紹介してきたように、不用品を捨てることはとても大切なことです。しかし、捨てることを目的にするのは、あまりおすすめできません。
というのも、ミニマリストになりたての頃は、物を捨てることに快楽を得てしまうことがあります。生活の無駄を省き最低限の物で暮らすことから、捨てることへ目的が変化してしまわないように注意しましょう。
さいごに:ミニマリストになるには?3ステップでOK!今日から始めるミニマリスト生活。
今回はミニマリストになるための3ステップについてご紹介しました。基本的にこの記事の内容を参考にしていただければ、ミニマリストになることができると思います。
先ほどもご紹介しましたが、ミニマリストには人によって向き不向きがあります。そのため、「1度ミニマリストになってみたけど合わないからやめた」というのがあっても良いと思います。
なので、ミニマリストに興味のある方は、まずは気軽な気持ちで始めてみてください。
以下の記事でミニマリストにぜひ読んでほしい本をまとめてるので、気になる方はぜひ。