近年急増中の「ミニマリスト」たちは、”必要最小限のものだけで暮らすことで心がより豊かになる”…という思いで日々暮らしています。
「シンプル」でありながら、「自分らしさ」を大切にしているミニマリストは、近年「憧れのライフスタイル」として注目を集めているのです。
ですが、軽い気持ちでミニマリストを目指そうとすると、自分自身が断捨離されてしまう羽目になる模様…。
今回の記事では、ミニマリストに挫折してしまった方たちの体験談をご紹介していきます。
「1日1捨」に縛られた結果…
ミニマリストたちのブログやSNSを読むと、1日1つ不用品を捨てていく『1日1捨』を実践している方が多くいらっしゃいます。
そして、これを真似ようと実践する人も増えている近年。
Aさんも同じで、はじめは読まなくなった本や、使っていない食器など、捨てるものには困らなかったそうですが、2ヶ月過ぎたあたりから、捨てるものに困るようになったそうです。
捨てるものがないのであれば、それでやめれば良いのですが、Aさんは「やり遂げないとミニマリストにはなれない」という強迫観念から、捨てられるものを無理矢理探していたそう…
Aさんは、たまに読み返したくなる本や、お気に入りのCDも捨ててしまい、しかもそれは”絶版・廃盤”で手に入らない品でした。
「心が豊かになる」はずの、ミニマリストなのに虚しさだけが残ってしまったようです。
気を付けないと、自分自身が“断捨離”される羽目になる…
続いてご紹介するHさんもまた、ミニマリストにはまり、“持たない暮らし”を続け、必要最低限のものだけで暮らしていると、毎日の行動がシンプルになるそうです。
洋服も、お気に入りを数枚持っていれば毎日のコーデも迷わないし、物が少ないので片付けや掃除に時間を取られない分、時間と気持ちにも余裕が生まれ、”ミニマリストは良いことだらけ”と信じていたそう。
そして友人にも、”ミニマリストの素晴らしさを味わってもらいたい”と、頼まれてもいないのに、友人宅へ行っては『断捨離アドバイス』を行い、勝手に「これは捨てな」「これは要らないでしょ」と友人の物を断捨離し始めたのだとか…
初めこそ「ちょっと物、増えすぎたね」なんて言っていた友人も、最後には「あなたの価値観を押し付けないで。私はミニマリストになりたいわけじゃない」と言われてしまい、それ以降は気まずくて会っていないんだとか。
そう、Hさん自身が“断捨離”されてしまうという悲しい結末だったのです。
\シンプルかつ心地よい暮らしを手に入れよう!/
まとめ
いかがでしたでしょうか?
”物が多すぎる”と言われている現代人。
それゆえ、最小限の物でシンプルな暮らしを送るミニマリストに、憧れる方も増えてきています。
しかし、大切なのは「心地よさ」ではないでしょうか?
捨て過ぎて、生きづらくなってしまってうのでは元も子もありませんよね。
物を減らしても、”自分”が、心地よいと思える暮らしを送りたいものですね!