ミニマリストの普段の生活にとって切っても切れない「断捨離」。しかし、「断捨離をどこからはじめればいいのか分からない」という人も多い様子。そこで、今回はユニークな断捨離術も交えながら、ミニマリストがどこから断捨離をはじめればいいのかをご紹介します。
映画を参考に。ミニマリストにおすすめしたい断捨離術
2013年に公開されたフィンランドの映画「365日のシンプルライフ」では、主人公はまず部屋にあるものをすべて倉庫に入れて、自室を空っぽいにします。それから1日に1つだけ倉庫から何でも取っていい、というルールを自分に課します。そこで分かったのは、100個程度のものがあれば、人は十分生活することができ、それ以上のものは生活を便利にしてくれるだけ、というものでした。
この映画を参考に、ほとんど空の部屋から毎日1つずつ物を増やしていき、「これはあってもなくてもいいや」と思える物に行き着くまで続けてみてはいかがですか。そして残ったものはすべて処分してしまいましょう。
ミニマリストは断捨離をどこからはじめればいいの?
ミニマリストを始めた最初のころは、断捨離をどこからはじめればよいのか分かりません。そんな時は、「大きい物から取捨選択」、「3か月以内に使ったかどうか」を基準に判断してみてはいかがですか。大きいものといえば、まず最初に思い当たるのが白物家電ですね。これらはおそらくすべて3か月以内に使っているはずです。そのため残しておきます。そして徐々に小さな物を取捨選択していきます。
「これ捨てようか迷っている」、「もしかしたら使うかも」と思っているものは基本的に小物となります。そして、小物というのは往々にして生活必需品ではありませんので、仕事に関わる備品以外は、極端な話すべて捨ててしまっても問題ないはずです。
ミニマリストがどこからはじめていいか迷う場合の断捨離のポイント
はじめてミニマリストの生活をはじめるならば、断捨離もどこからはじめていいのか迷いますね。そこで、ミニマリストの生活を下記のようなパートに分けて達成率を図ってみてはいかがでしょうか。
物を捨てる・掃除編
- リビングのテレビ回りの物を捨てる・掃除
- クローゼットの中の物を捨てる・掃除
- 自室の中の物を捨てる・掃除
- キッチンの物を捨てる・掃除
- 他の部屋があれば、すべて同じように物を捨てる・掃除
ミニマリストの日々の生活編
- レシートは捨てて、家計簿はデータで管理
- 冷蔵庫の中身は一週間で空にできる
- 掃除をするときに小物が床にない
- リビングや台所をできるだけコードレスにする
- 季節ものは収納ボックスに入れて目の届かない場所に保管する
- リビングや部屋を遠目からみて、色が統一されている
上記をできるところから実践していけば、ものの半年ほどでミニマリストの生活を定着させることができるかと思います。
ミニマリスは今日から断捨離をはじめよう
ミニマリスト然り断捨離然り、基本的に「こうしなければならない」というルールはありませんので、どこからはじめてもハズレはありません。しかし、何にでもとっかかりは必要ですし、これからミニマリストの生活をはじめる人にとっては、何かしらの道しるべがあった方が気が楽ですよね。もし断捨離のはじめかたについて悩んでいる方がいたら、ここで紹介したはじめかたを参考にしてみてはいかがですか。