リモートワークに移行して数ヶ月が経とうとしています。今までも週末は他の仕事等々でデスクワークすることが多かったものの、そこまで座るということを意識することは多くはありませんでした。
やはり普段の生活で、リモートワークの時間が増えると、圧倒的に自室のチェアーに座ることが増え、「ある事」で頭を悩ますことになってしまいました。
その「ある事」とは、「腰痛」のことです。これほど「腰痛」に苦しめられるとは思ってもいませんでした。いわゆる、会社・オフィスのチェアーは、長時間座る、作業する、に特化した機能を持っていて、「腰痛」というのは気になることは少なかったのですが、自宅のチェアーは長時間座って作業する、いわゆる「ワークチェアー」ではないため、日々の作業で腰に負担が徐々に蓄積されていったようです。
それは突然やってきました。ある日のこと、自宅でちょっとしたモノを持ち上げた瞬間、「グキッ!」、「腰」「背中」から激痛が走り、しばらく立っている事ができない状態になりました。たまらず、時折通っている「整体」へ。
先生曰く、異常な「腰」「背中」への負担が増えているため、筋肉の柔軟性が失われ、凝り固まっているとのこと。当然筋肉が固まっているので、本来のしなやかな動きが失われ、体の他の部位にも負担が増えてしまうのは当たり前ですよね。
コロナ禍だからこそ、普段にも増して、ストレッチしたり、体を動かしてきたり、一部立って仕事をしていてもそういった状況になってしまい、少なからずショックを受けてしまったことを覚えています。
状況を冷静になって色々振り返ってみると、このような状況になったのは、「仕事をする環境の変化」であることは疑いの余地がありません。そこで、一日において長時間体をあずける、ワーキングチェアーに投資することを決めました。
実機を見るべく、店舗にて色々なワーキングチェアを見てみました。選定のポイントとしては、この4点。
①メッシュで蒸れないこと
②腰へのサポートがあること、背中へ力が分散されること
③シンプルであること
④長期で利用できること
ワーキングチェアは、一度購入すると10年程度は長期で使うことになります。10年スパンで投資に値する価値のある製品を選びました。ワーキングチェアの世界は上を見ればキリがなく、いいお値段ものが多いです。今回のエルゴヒューマンはその入門的な位置付けの製品です。
今回私が選択したのは、「エルゴヒューマン」のオフィスチェアです。ミニマリスト御用達のブランドですね。
Pro、Basic、Enjoyというラインナップがあるのですが、定番アイテムの揃うBasicがオススメです。基本的機能と使われるパーツの耐久性、デザインのバランスが秀逸です。
お客様の目に触れるオフィスであれば、Proにすることで信頼感をます事ができるでしょう。仕事以外の用途も含めてカジュアルに楽しみたい場合は、Enjoyが最適です。
単なるチェアーに投資するなんて、馬鹿げてる。そう思っている方にこそ、見方を変えて「働くための環境へ投資することで、仕事のパフォーマンスを上げる」といった目線で、検討されてみてはいかがでしょうか。自分次第でリターンも狙える、悪い投資ではないかもしれませんよ。